Rolleiflex 3.5 T
なぜ今二眼?どうしてローライ?そもそも必要なの?
私にもよくわかりません、、、
Tessar 75mm F3.5のレンズが付いています。見た目も軽やかなグレーの貼革です。
Planar のF2.8だなどうせ買うなら、なんて勝手に思い込んでいたのですが。手に取ると予想以上に重い、、、しかも結構いいお値段で、もはやRolleiとは縁がないのかなぁと思っていた矢先、地元のカメラ屋さんの店頭にひっそりとご鎮座されてました。
”これ以上フィルムカメラ買ってどうする!”という自問自答を繰り返すこと約3ヶ月、「レンズ固定だから、買ってもレンズが増えることはない。問題なし!」という悟りの境地に至りました、、、
いやぁ、メッチャ楽しいのですが、持ち出すの ♪
威圧感は全くなし!存在感はぼちぼちあり。
で、何が便利かというと裏面の「シーン別 図入り露出用LV早見表(!)」これ、とってもわかりやすい。iphoneの露出計アプリ使う必要ない!
特に影の長さと濃さでマイナス幾つ、というのがわかりやすいかと。
私の基本形は、その昔富士フィルムの箱に記載されていた「晴れた日中、ISO100、F8で1/250=LV14」。いわゆる適正露出がわからなくなったときは一旦基本形に戻ってから「日陰だからマイナス1〜2、あっ今日は400入れてるからプラス2、でもってもう一絞りしたいから、、、」となってしまうのです。でもこれからは、ローライ持ち出してるときは素直に早見表見ればええやん。
ここまで書いといて、ふと今気がつきました。「この表、富士フィルム基準より1段オーバーなんちゃうかな??」
真ん中の晴れた日中ASA(古っ!)200で14、つまりF8で1/250、と記載されています。富士だとASA=ISO=200ならLV15、つまりF8で1/500。まぁリバーサル使うときに気をつければいいかな。
まずは無理やりテストと称して撮ってみました。
(Fuji ACROS@100、ミクロファイン4倍希釈で1時間程度の静止現像です。未現像フィルム、ちょっとため込んでたとはいえ紫陽花の季節だったんですね、、、)
ACROS F4 1/30
ACROS F5.6 1/15
ACROS F8 1/8
どうしてなかなか、いいんじゃぁないですか!
製造から半世紀経っているカメラとは思えないほどクリアーな感じです!
もっとゆるく柔らかくなるかなぁと思っていたのですがそこはTessar、ピントが合ったところはシャープですね。ピント面以外がテキトーになるあたりもかつて使っていたTessar 45/2.8に通じるような気がします。
Rollei CR200 をRolleiflex で使って見る
う〜ん、このフィルム難しいなぁ、イエロー強いし。
500C/Mと合わせ中判が2台になってしまいました。どうやって使いこなせば良いのやら、、、しかしキャラが異なりすぎますねこの2台。特にシャッター音、"シュボッ!” に対して”......”、いや何も聞こえないんですけど。
75mmという画角も、思った以上に広くて良いかもです。まさにお散歩カメラとして重宝しそう。ということで2台連れ出しました。いや重かった、、、
Tessar 3.5/75 f4 1/250 Acros
Planar 2.8/80 CF f4 1/250 Acros
前回と露出条件が若干異なりますが こちらも同じ場所で撮ってみました。
Planar 2.8/80 CF f8 1/15 Acros
いやいやいや、流石Planar、、、