タイムスリップ
Summilux 50 に手を出してしまった、、、
さっそくSummilux1本だけを持ち出してみたがこれで十分。50mm1本だと狭かったり広かったりすることがあるのだが、要は自分が前後すれば良いのだ。
ホーム上からf8だったような。思いのほかクッキリと撮れていた。
これはf2.0かf2.8だったと思う。
車止め裏の植え込みの、手前の葉っぱにピントを合わせたのだが、想像以上にクリアに写っていた。
自動改札機が設置されていなければ、いつの時代に撮った写真なのかわからんようになるんちゃうかな。
建物構内は暗かったので、千日前通りまで下がってf11くらいで1枚。
行き先まではっきりと写っていて驚き。
このレンズ、シリアルナンバーからすると1964年製、Summilux50の2ndになる。この年、昭和39年の日本シリーズは南海vs阪神。
南海と阪神の駅が隣り合わせになるなんて、子供の頃は想像すらできなかった。
この日の大阪はもう勘弁してくださいちゅうレベルの暑さで、日差しもきつくコントラスト高めだったとはいえ、50年以上前のレンズとは思えないほどくっきりと解像していた。
今度はコントラスト弱めの、うす曇りの日にでも持ち出してみようと思う。
どう写るんかなぁ。
手に入れるために、色々なものを処分したけれど、、、
ただ、今は幸せである♪
2018年、の紫陽花
平成30年の初夏、ご近所の紫陽花
今年は昨年よりも早く始まり、早く終わった
Rollei CR200 Hasselblad
Fuji Provia400X Hasselblad
Fuji Velvia50 EOS
Fuji Acros LeicaM
Fuji Velvia100 EOS
Kodak Portra400 Hasselblad
AdoX CHS100Ⅱ EOS
Fuji Velvia100F Linhof Master Technika
EOS Digital
来年も、
散歩しながら地元の紫陽花を撮りたい
NIKONOS-Ⅴ
Nikonos-V UW-Nikkor 20mm F2.8 / Ellaidhoo, Maldives
海、大好き
水浴びも出来る
ダイビングをやっていた1990年代に手にした。
当初はダイビング専用、その後は海やスキーなどの家族旅行に、今は雨の日のお散歩の連れに、と四半世紀以上の付き合いになっている。
ダイビングを始めた頃、水中カメラの選択肢は3つ。
(1)Nikonos RS:本当に欲しかった。当時はココム規制の対象品。このカメラにR-UW 13mm F2.8があれば、と何度思ったことか。さすがに衝動買いできる金額ではなく、まずはダイビングの経験値を上げてから再考しようと封印。
(2)一眼レフをハウジングに入れて持ち込む:ハウジングの値段半端なく高い。ストロボやらアームやら、合体ロボかっ?でもって万一水没したらカメラだけでなくレンズもパーになってしまう。この選択肢はないな、と。
(3)Nikonos Vもしくはモーターマリン。番外として”潜るんです”に”写ルンです”を入れて使う。:この段階でもう結論は出ている。後は色の問題。オレンジだろっ♪て買いに行ったが、実物を見るとモスグリーンの方が断然よかったのでそちらに。当時持ってたカメラがContaxとCanonだったので、遅まきながらのNikon機デビューとなりました。
で、本当に買ってよかった!
フジクロームMS100/1000とか400PRESTOとかで撮ってたんだなぁ、て少々驚き。
家族が増えてからは水中カメラから海水浴メインアウトドア専用フィルムカメラと進化。
アウトドア仕様のデジカメも数台使ってみたが最後に残るのはいつもNikonosだった。とにかく丈夫。さすがNikon、安心の品質。山はもちろん特に海。砂まみれになろうが、潮風でベタベタになろうが、全く気にする必要がない。丸洗いすれば良いのだから。
数年前だが、値崩れを起こしていた夢の組み合わせを手に入れた!
Nikonos RS & R-UW AF FISHEYE NIKKOR 13mm F2.8
ただ、時すでに遅し、、、この間のデジカメの進化は凄まじかった。
コンパクトデジカメを安くて高性能なハウンジングに入れて持ち込むだけで十分素敵な写真が撮れてしまう。
一方でNikonos RS、でかくて重い。13mmレンズつけると陸上で5kg近くか?
水中だといくらかマシだが、ブランクダイバーが扱うにはかなり厳しい。
結局中野のカメラ屋さんで買い取っていただきました。トホホ、、、
もう潜ることはないだろうなぁ
ここ最近は雨の中の散歩のお供に
レンズはW-Nikkor 35mm F2.5、水陸両用って、、、
ただピント合わせがなぁ、、、目測しかないんだよ、、、
年に一度、伊豆の海へ
来月である。休みが取れますように。
Birth year Leica 2
Leica M3 & Elmarit2.8/28
今は昔
もとめにけり、
色もくろめにけりや、
となむ語り伝えたるとや
DⅢ、カッコ良いしコンパクトで便利
毎日通勤カバンに入れて持ち歩いている。ピント合わせ、時々面倒だなぁと思うこともあるが、不満は全くない。
ひょんなことから、M3ってどうなんだろう?と思った。触ってみた。結構重たいねんなぁ。
ファインダー覗いてみた、、、
これ欲しい!
ちょっと待て。M4も触らせてもらった。
カッコいい、、、M3よりあか抜けてる。35ミリの枠も出るらしい。M5も持ってみた。
えっ?シャッターダイヤル、人差し指で楽勝やん、メッチャ操作しやすいんとちゃうか。でもって露出計、やっぱりあると便利だなぁ。
気がついたら買わなきゃモードになっていた。さすがに3つも買えない!ていうか、アホだろう。M3、M4、M5、どれが必要なのであろうか?どれもなくても困らない。
では持つべき理由はあるのか?
ある♪
2年ほど前に買った長尺フィルム、早く使い切るためにはもう1台カメラが必要やん。
(未だ中身を直接見たことはない。今気がついたのですが、AGFA製なんだな。)
「後塗り」というのですね。邪道かなぁとも思ったけど、生まれた年の黒が欲しかった。オリジナルはさすがに無理。転売するわけじゃぁないしそもそも自分で使うんだからまぁいいか、と東京大森にある修理・塗装のお店にシルバークロームのM3持ち込んで待つ事約4ヶ月半、忘れた頃に出来上がってきた。
レンズはそうだ、奥さんの生まれた年のにしよう!
きっとカメラとレンズを買ったことを喜んで受け入れてくれるに違いない!!
程なくebayで妻の生まれた年のブツを見つけた。ライカのレンズに躊躇は無用、という事にして落札してしまった。あぁぁ、、、
とあるブログ、私が勝手に敬愛してやまない方が書かれているのであるが、とても素敵な組み合せがアップされている。ブラックのM4に外付ファインダーがついていてレンズはElmarit28の1st。ただただ、カッコいい。コメントがまた、説得力がある。
「カッコいいカメラだから持ち出す。持ち出すから撮れる。」
ですよねぇ、本当にそう思います。
ずっしり感があるからか、手にした際に大きさを意識することはない。ピタッと吸い付くような感じでホールドできるのでコンパクトにさえ感じる。
サクッと構える、ピタッと止めて、スッと戻す。
流れるような所作。
この動作をテンポよくスムーズに行うことができるように、大きさ・重さ・形が決まったのでは、と感じた。デジカメの背面液晶が登場するまでの間、カメラで撮影するという行為の基本動作はこのM3から始まったのではないかとさえ思える。
ちなみにDⅢはコンパクトカメラの延長のような感覚ですかね、片手でチャッチャッチャッ、て扱える。
ファイダーが圧倒的に見やすいからピント合わせも楽だ。今までライカのこと、不条理に高いコレクターカメラだなんて勝手に決めつけていました、ごめんなさい。もっと早くから使い始めてればよかった。
逆に不満な点はなんだろうか。
ある意味ファインダーかな。わかっていた事とはいえ、28ミリをつけても50ミリの枠しか見えない、ちゅうか出っぱなし。
外付ファインダーはカッコもいいのだが、そもそも必要だろう実用的に。ただ外付けファインダーで写る範囲を確認するという動作にいまだ慣れない。
Elmarit 28 T-MAX100
明らかに一眼とはお作法が異なるなぁ、慣れが必要だなぁ、と感じております。いずれにせよ50mmのレンズが必要だとわかった、買わねば。
M3を使い始めて思いだした事。それは親指「巻き上げ」。
DⅢはつまみを「回す」。HasselbladもRolleiflexもハンドルを「回す」。Film EOSやContaxの一眼は「電池が勝手に巻き上げてくれる」。デジカメは、巻き上げるという発想がない。
最近滅多に持ち出さなくなったけど親父から譲ってもらったNikon Fと、ダイビングやってた頃に使っていたNikonosⅤも巻き上げだったな。もっと使わなきゃ。その為にはNikonのレンズも必要だな。
そしてM5、
やはり気になるのであった。
5cm=50mmレンズ
知らない間に5cm表記のレンズが増えている♪
いや、勝手に増えるわけはないんだが。
50mmはもう、EOS用のPlanar T*1.4/501本で十分!これ以上絶対買わない!
一眼レフばかり使っていた頃は、50ミリはEF50F1.2とPlanar が好きでした。
特にEF50F1.2L、開放だとピント面以外はとろけます!ただ私には少々扱いが難しかった、、、
悩んだ末、Planar T* 50 f1.4 ZEを手元に残して売却。ほぼ等価でDR Summicronが我が家にやって来ました!
Summicron / Summar / Summitar : F2
Summicron F2.8 / Summar & Summitar F3.2
Summicron F4 / Summar & Summitar F4.5
Summicron F5.6 / Summar & Summitar F6.3
Summicron F8 / Summar & Summitar F9
Summicron F11 / Summar & Summitar F12.5 / Summicron F16
こいう時、デジカメは便利だなぁ。
開放だとそれぞれ趣が全く異なりますね。
あとデジカメだと絞るとピント面、思っていた以上にパキっとするんですね。
カラーだとどうなるんだろうか。
今度、やってみよう。
L Mount Lens / L マウントレンズ
Summar 5 cm
Summitar 5 cm
Leica Ⅲを使うようになって、光のあたり方とか飛んでくる方向とかを今更ながら気にするようになった。適当に撮るとフレアやゴーストが派手に出現するからだ。
フレアもゴーストも嫌いじゃない。
ただ、SummarとSmmitarのそれは想像を超えていた。
いや、レンズコーティングの意味や光線の向き、加減の大切さを思い知らされた。
手元にある2本のLマウントレンズ、シリアルナンバーが正しければ戦前に製造されたもの。
人間でいえば84歳と76歳。ちなみにカメラは83歳。そりゃぁ、無傷なわけないだろう。もちろんコーディングはされていない。レンズの内部の細かなチリとか、レンズやカメラのボディの傷だとか、もう気にならない(笑)。
縁あって、僕の手元に今あるこの二つのレンズが、どのような歴史を背負ってきて、それで今だに現役である、ということが大事なんだろうなぁ。
Summar f2
Summitar f2
Summar f3.2
Summitar f3.2
そもそも製造されてから75年以上経っているレンズに対して、あーだこーだ言うのは野暮だろう(笑)
Summar 5 cm
Summitar 5 cm
日本の僕の手元に来るまで、どこで何を撮してきたのだろうか。きっと数々の修羅場もくぐり抜けてきたのだろうな、と思うと敬意を抱かざるを得ない。